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ラトビア西部、クルゼメ地方の中部、ベンタ川沿いに位置する人口約1万3500人の町です。かつてはクルディンガとも呼ばれ、当時のドイツ人はこの名称がドイツ語のゴルト(黄金)に似ているとして、「ゴールディンゲン」と呼んでいました。旧市街はユネスコの文化遺産に申請中です。
首都リガからの距離は約160km、バスで2時間半あまりで着きます。
この地にはバルト系部族が城を築いていましたが、13世紀以降はドイツ騎士団支配のもとで繁栄しました。1368年にはハンザ同盟に加盟し、1596年から1616年までの短期間、クルラント公国の首都となりました。16~17世紀にかけてたびたび大火に見舞われ、イェーカプス公が自ら消火作業にあたったという伝説もあります。また、スウェーデンなどとの戦争で破壊された経緯もあります。1795年に帝政ロシアの支配下に入り、19世紀後半になると工業が栄えました。
(1)ベンタ川の滝
ヨーロッパで最も幅の広い滝といわれ、その幅は季節ごとに水量によって変化しますが、おおむね200m前後です。付近の小山にはかつてドイツ騎士団によって城が築かれていましたが、現在は公園になっています。この他、クルディーガにはラトビアで最も落差の大きい滝(高さ4.5m)もあります。
(2)レンガ橋
1874年に建設されたベンタ川に渡された橋で、ヨーロッパで最も長い(全長164m)レンガ造りの橋といわれています。1926年に鉄筋化工事が行われました。映画の撮影などにしばしば利用されています。
(3)クルディーガ郷土博物館と公園
1900年建造の建物を利用した博物館で、クルラント公の使用した道具やマニエリスム様式の絵画などが展示されています。館外にある4基の大砲は17世紀に鋳造されたものです。
(4)聖カトリーナ教会
現存する建物は1655年にクルラント公国のイェーカプス公の命で建造されましたが、その後、火災やスウェーデンとの戦争による破壊を経験しました。ドイツ人の教会(ルター派)でしたが、1939年にドイツ人が帰還した後は使われなくなり廃墟と化しました。ソ連支配下の1960年代に改装され、博物館やコンサート・ホールとして使用されました。1990年になり、ようやく教会としての活動が再開されました。
(5)旧市参事会庁舎
17世紀建造の建物で、現在は旅行情報センターやカフェなどがあります。付近一帯は旧市街で、古い町並みがよく保存されています。
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