非常事態にすべきこと,日頃の備え

2020/6/10
  ラトビア国防省は,ハンドブック「非常時にすべきこと(WHAT TO DO IN CASE OF A CRISIS)」を発表しました。非常事態が発生した場合の最初の72時間にすべきことや,日頃の備えに関する提案が記載されています。概要は、以下のとおりですが、できるだけ原文を一読していただくことをお勧めします。
 
WHAT TO DO IN CASE OF A CRSIS
英語版ラトビア語版ロシア語版
 
【ハンドブック目次】
○最初の72時間/3日間にすべきこと
   * 知ることがなぜ必要か?
     -災害,病気の大流行,軍事作戦によって,電力・インターネット・携帯電話網の切断,店舗・ガソリンスタンド・ATMの閉鎖が起きる可能性があります。
     -本書は非常事態の際に,政府機関が必要不可欠な機能を回復し,必要な支援を行えるようになるまで,少なくとも72時間の間,自身と家族がすべきことを予め準備できるよう役立ててください。
   * 何が起きたか,そして次の行動に関する,人々への警告及び情報提供
     -非常事態には政府機関のSNS等から情報収集を。
          -非常事態サービスの電話番号は「112」。
   * 最初の72時間に何をすべきか?
             -落ち着いて,信頼できる情報を収集し,政府の指示に従い行動し,助けの必要な人を支援しましょう。
 
○備えに関する提案
   * 
                 -3日分,できれば1週間分の飲料水を備蓄しましょう。
   * 食料
                -常温・長期保存ができ,調理が簡単なもの,できるだけ栄養価・カロリーの高いものを備蓄しましょう。
      -備蓄しておくべき食料
      -消費期限を確認しましょう。
   * 医薬品
      -鎮痛薬,胃腸薬,アレルギー用の薬,抗不安薬,消毒剤,包帯・はさみ,家庭用常備薬,毛布,体温計を常備しましょう。
      -使用期限を確認しましょう。
   * 非常用バッグに入れるもの,入っていなくてはならないもの
      -書類・情報(パスポート,運転免許証,連絡先,携帯ラジオ,現金,筆記用具)
                -食料・水(保存食,多機能ポケットナイフ,缶切り,スプーン,ボウル,マグカップ,水,ランプ,水用の濾過フィルター)
        -防寒・明かり(充電器,マッチ,ライター,懐中電灯,電池,暖かい服,予備の下着,はき慣れた靴,寝袋,毛布,マットレス,テント(可能であれば))
      -その他(テープ,針,糸,はさみ,文房具,タオル,トイレットペーパー,ナプキン,消毒剤,衛生用品,医薬品,処方箋の写し,応急処置キット,予備の眼鏡・コンタクトレンズ)
 
○戦争発生時の住民の行動
   *支援者(兵士,警官,緊急医療隊員等)(の制服)を知ろう
   *軍事的脅威の排除
      -フェイクニュース(偽情報)に気をつけましょう。
   *レジスタンス
      -ラトビア国軍のコントロール下にある地域に避難しましょう。
      -ラトビアの法に従って行動しましょう。
      -支配勢力に協力しないようにしましょう。
   *避難
      -避難方法,避難先,集合場所についてよく指示を聞きましょう。
      -IDやパスポートを常時携行しましょう。
      -自家用車等が無い場合には最寄りの集合場所に集合しましょう。
      -当局の奨める経路を利用し,不慣れな道路は使用しないようにしましょう。
      -家族に避難を知らせましょう。
      -非常事態キットを携行しましょう。
   *自己チェックリスト
      □非常用バッグを手配した。
      □家族の電話番号,住所をメモした。
      □非常事態に何をするか家族と相談した。
      □医薬品の保存と使用期限の確認をした。
      □72時間分の水と食料を備蓄した。
      □子供たちが国家サービス(緊急医療従事者,消防士,警察等)の制服がわかり,彼らに助けを求められることを知っている。
      □自分の周囲の人が緊急時に支援が必要かどうか知っている。
      □自宅の水,ガス,電気を止める方法を知っている。