歌手・加藤登紀子さんのコンサート「桜の枝 (Sakura Branch)」出演

平成28年7月12日
コンサート冒頭でスピーチを行う多賀大使,中央:多賀大使,右側:リプスキス・リエパーヤ交響楽団代表,左側:ビトコブスキス・リエパーヤ市副市長
加藤登紀子氏に花束を渡す観客
 7月30日,歌手・加藤登紀子さんは,音楽フェスティバル「リエパーヤの夏(Liepaja Summer)」のオープニングコンサート「桜の枝(Sakura Branch)」(於:リエパーヤ市内のラトビア人協会施設(Latvian Society House))に参加し,ラトビアを代表するオーケストラであるリエパーヤ交響楽団と共演しました。
 このコンサートは,加藤登紀子さんのヒット曲「百万本のバラ」の原曲「Davaja Marina(マーラは与えた)」が誕生したラトビアにおいて,加藤登紀子さんの歌手活動50周年企画の一環として行われたものです。この原曲は,元ラトビア文化大臣のライモンズ・パウルス(Raimonds Pauls)氏が作曲し,詩人のレオンス・プリアディス(Leons Briadis)氏が作詞しています。なお,加藤登紀子さんは,これ先立って,本年6月に日本の7都市でリエパーヤ交響楽団と「百万本のバラ・コンサート」を実施しています。
 当日のコンサート会場は,ヴィルニス・ビトコブスキス・リエパーヤ市副市長やマルゲルス・クラムス・前大統領府外交顧問をはじめとする多くの来場者で満席となりました。コンサートの冒頭に,多賀大使より,加藤登紀子さんとリエパーヤ交響楽団の交流を通じて,日・ラトビア間の友情が益々深まることを確信する旨の挨拶を行いました。公演は盛り上がり,会場の観客は総立ちとなり,アンコールを求める万雷の拍手が止むことがありませんでした。
 
総立ちで拍手をする会場の観客