日本映画祭

平成28年7月12日
藤井大使によるあいさつ
賑わう映画会場の様子
 当館は,国際交流基金と共催で,2月15日(水)から2月18日(土)まで,映画館「Splendid Palace」において日本映画祭を開催致しました。「自然に生きる」をテーマとした映画作品4本を上映し,映画会場は多くの来場者で賑わいました。


大使挨拶の様子

賑わう映画会場の様子

上映映画概要

©2013 “A Tale of Samurai Cooking” Film Partners
2月15日(水) 18:00~
タイトル: 春を背負って
監督: 木村大作
製作年: 2014年
上映時間: 116分
解説: 『劔岳 点の記』で初メガホンをとった名カメラマン,木村大作の監督第2作。約2か月間の山岳ロケを行い,立山連峰3,000メートル級の雄大な自然と,その場でキャストに湧き上がった感情を余すところなく映し出す。山小屋を営んでいた父・勇夫(小林薫)が亡くなり,その後を継ぐ決心をした亨(松山ケンイチ)。生前の勇夫と親交のあった愛(蒼井優)や悟郎(豊川悦司)など,山の仲間との出会いを通じて,亨は新しい自分の人生に向き合い始める。
 
©RAMEN-SAMURAI FILM PARTNERS
2月16日(木) 18:00~
タイトル: 滝を見に行く
監督: 沖田修一
製作年: 2014年
上映時間: 88分
解説: 紅葉ツアーに出かけ,山で迷った7人の奮闘を描くコメディ。監督・脚本は,『キツツキと雨』や『横道世之介』で脚光を浴びた沖田修一。2014年東京国際映画祭で日本映画スプラッシュ部門に出品。幻の滝を見にいく温泉付き紅葉ツアーに集まった7人。楽しみながら山道を進んでいたが,引率していたツアーガイドが姿を消してしまう。山に取り残された7人は,サバイバル生活の中でそれぞれ自分の姿を見つけ始める。

 
©2013 Fuji Television Network
2月17日(金) 18:00~
タイトル: ジヌよさらば~かむろば村へ~
監督: 松尾スズキ
製作年: 2015年公開
上映時間: 121分
解説: いがらしみきおの原作漫画を松尾スズキ監督が実写映画化。寒村を舞台に,お金恐怖症の青年と一筋縄ではいかない村人たちのドタバタ劇を描く。松田龍平,阿部サダヲ,松たか子ほか個性派のキャストが結集し,監督本人も出演。一銭も使わない暮らしを目指して,かむろば村にやってきた元銀行員の武晴(松田)。現金を触ると失神する武晴は,村長・与三郎(阿部)の世話でどうにか生活し始める。その矢先,村に怪しい男(松尾)が現れる。
©2013 “Mourning Recipe” Film Partners
2月18日(土) 18:00~
タイトル: WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~
監督: 矢口史靖
製作年: 2014年
上映時間: 116分
解説: 人気作家・三浦しをんのベストセラー小説『神去なあなあ日常』を原作にした青春映画。『ウォーターボーイズ』など数々のヒット作を世に送り出してきた矢口史靖監督が笑いあり,感動ありのコメディを展開。都会育ちの少年・平野勇気(染谷将太)は,ひょんなことから山奥の神去村で林業に従事することに。過酷な林業の現場で心折れそうになる勇気だったが,自然や村人たちの魅力に気づき,少しずつ成長していく。