東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念し、オリンピック公園で植樹を行いました。

令和3年7月22日
 川口大使は、7月21日、東京2020オリンピック競技大会の開催を前に、リトアニアとの国境に近いRucavaにある「オリンピック公園」(Olympic Park;別名Rucava Manor Park)を訪問し、植樹を行いました。これは、今後、オリンピックの開催にあわせて、開催国の大使を招いて、継続的にその国の木の植樹を行うという趣旨で企画されたものです。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催年である今年、その名誉ある第一号として、川口大使がベルグマニス対日友好議連会長のご招待を受け、実現しました。ベルグマニス会長は、ラトビアの独立回復後の最初のオリンピックでラトビア代表団の旗手を務めるなど3度オリンピックに出場され、ラトビアオリンピック委員会の要職などを歴任した後、国会議員となり、2018年には、国防大臣として日本を訪問しています。
 
 当日は天気にも恵まれ、青空の下、桜の木(サトザクラの一種であるアマノガワ)の植樹が行われました。川口大使は、日本から遠く離れたラトビアの土地に、日本の桜の木を植えられることに感銘を受けるともに、「日ラトビア友好100周年」を迎えたこの記念すべき年に、日本を代表して、植樹を行う機会をいただいたことに対して、深い感謝の意を伝えました。また、植樹後には、ベルグマニス対日友好議連会長と本大会でラトビア代表団の旗手を務めるアグニス・ツァバルス選手(3x3バスケットボールのラトビア代表)のサインが入ったラトビア代表ユニフォームが、川口大使へ贈呈されました。
 植樹には、地方制度改革により7月1日に発足したばかりの南クルゼメ自治体議会のプリエドルス議長も参加いただきました。植樹後には、南クルゼメの貴重な民俗を保存、展示しているZvanitaji民族館を訪問しました。オリンピック公園には、国際的な樹木の種の交換(International Seeds Exchange)の仕組みを活用して日本の樹木がすでに多数生育しており、「日ラトビア友好100周年」における植樹にふさわしい場所であることを実感しました。
 
 今回植樹した桜の木が成長していくように、日本とラトビアの関係が更に発展していくことを強く願っております。
 また、川口大使は、在ラトビア日本国大使館を代表し、ラトビア選手団の皆さんの両大会での御健闘を祈念いたしました!
 

植樹した桜の木の前にて
 

桜の木の前で出席者の皆さまと
 

川口大使の名前が記された植樹記念プレート
 

ラトビア代表ユニフォームとともに
(左から、ベルグマニス対日友好議連会長、川口大使、プリエドルス・南クルゼメ自治体議会議長)