ヴラディミルス・キンズーリス氏への勲章伝達式を行いました。

令和4年10月12日
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 10月7日、大使公邸において令和4年春の外国人叙勲にて旭日双光章を受章されたヴラディミルス・キンズーリス氏への勲章伝達式を行いました。式典では当地における剣道及び弓道の普及と日本・ラトビア間の友好親善の促進におけるキンズーリス氏の功績に対して、髙瀨大使からキンズーリス氏へ勲記と勲章が手交されました。
 
 同氏は、平成17年のラトビア剣道連盟創設から会長を務め、大会の開催や運営、日本の剣道家との交流に尽力されています(直近の大会、「Riga Cup & Yumura Cup」についての当館記事参照。 https://www.lv.emb-japan.go.jp/itpr_ja/japanlatvia100_001_00001.html)。会長及び指導者として10回以上訪日し、リガ市と姉妹都市提携を結ぶ神戸市などの剣道団体との交流を通じて、二国間の地方連携の発展にも貢献されました。
 
 平成20年に創設されたラトビア弓道連盟においては平成23年から会長を務め、ラトビアにおける弓道の普及と発展にも貢献されました。エストニアなどの近隣諸国でも弓道セミナーを実施し、指導者として若い世代の育成に貢献してきました。
 
 髙瀨大使は、挨拶の中で、キンズーリス氏の功績を紹介した上で、心からのお祝いを伝えるとともに、日本とラトビアの友好関係のさらなる発展に貢献していただきたい旨述べました。
 
 キンズーリス氏は、この受賞を大変うれしく、光栄に思う旨述べ、これまで共に歩んできた人々への感謝の気持ちを伝えるとともに、これからも日本武道を通して日本・ラトビアの絆を更に深めていきたい旨述べました。
 
 叙勲伝達式には、対日友好議連、外務省、リガ市議会からもご来賓の方々に出席いただきました。パブリクス副首相兼国防相とスミルテーンス副市長からお祝いのお言葉を頂き、ベルグマニス対日友好議連会長は乾杯の音頭を取ってくださいました。また、Yumura Cupにそのお名前が冠されている湯村正仁・NPO法人国際社会人剣道クラブ前会長、金義信・東北福祉大学体育会剣道部部長、芳賀喜幸・リトアニア剣道協会コーチからも祝辞を頂きました。
 
 ラトビアにおける日本武道普及のために貢献されているヴラディミルス・キンズーリス氏に深く感謝し、同氏の受章を心からお慶び申し上げます。
 
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