大使挨拶

大使

 このたび、ラトビアにおいて特命全権大使を務めることとなりました。東京から1月21日の夕刻にリガの空港に到着し、翌日の正午には、ヴェーヨニス大統領閣下に信任状の奉呈をすることができました。きわめて短い時間で大使としての活動が可能となるようご配慮いただいたラトビア共和国政府に深く感謝いたします。日本との関係強化への強い期待を感じるとともに、その責任の重さに身の引き締まる思いでおります。
  「バルト海の真珠」として讃えられるラトビアの首都であり、中世の佇まいがそのまま残る世界遺産の町リガは、かねてより憧れておりましたが、残念ながらこれまで訪れる機会に恵まれませんでした。私は、南北に長い日本の中で、最も北に位置する北海道で生まれ、厳しい寒さや豪雪の中で育ちましたので、雪景色のリガに降り立ち、なぜか懐かしいようなご縁を感じました。
 大使として、ラトビアと日本の関係強化のために働くことができることは、大変な名誉であり、この上ない喜びです。
 ラトビアは、EU、NATOそしてOECDの加盟国として、日本とその基本的価値と原則を共有し、経済面でも、ユーロ圏に属して、近年OECD加盟国の中で最も高い労働生産性の伸びを記録するなど、力強い歩みを進めつつあります。
2007年には天皇皇后両陛下が当地を御訪問され、昨年1月には、ラトビア国建国100年に当たる記念すべき年に、安倍総理が訪問されました。これらの御訪問で盛り上がった関係強化の気運を最大限に活かし、政治、経済、文化など両国の関係が様々な分野で、相乗的に強化されるよう全力で努めたいと考えております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

在ラトビア国駐箚特命全権大使
川口康裕