新型コロナウイルス関連:国内措置の更なる強化について

令和2年10月28日
(ポイント)
●ラトビア保健省は10月30日よりさらに国内措置を強化することを発表しました。
●集会人数の更なる制限,リモート教育期間の延長が実施されます。
●ラトビアでは国内の感染拡大が続いており,28日現在の人口10万人あたりの14日間の累積感染者数は、106.9人と日々過去最高を更新する状況が続いています。ラトビア政府の規制等を遵守し、一層の感染防止に努めるようにしてください。
 
 ラトビア保健省は国内の感染拡大が続く状況を受け,10月30日(金)よりこれまでの措置に加え,更に国内措置を強化することを発表しました。以下の通り集会人数の更なる縮小やリモートでの教育期間の延長が行われます。
●私的なイベントは,屋内外ともに10人までとする。レストラン等の公衆の場所で行う場合は,席を個別に指定し,互いに2メートルの距離をとることとする(同居者を除く)。
●公的または商用イベントは屋内外ともに300人までとする。
※イベントに際しては引き続き個別に席を指定することとする。
●グレード7から12の生徒は11月13日(金)までリモート授業とする。
●高等教育(大学)は12月31日までリモートでの授業とする(実技を伴う授業は除く)。
 
 なお,上記措置に加え,引き続きマスクに関する以下の措置も継続されていますので,ご留意ください。
●あらゆる公共の屋内の場所(※)でマスク着用の義務化(従来の規制に加え,コンサートホール,劇場,映画館、医療機関等,イベント中に個別に指定された席に着いているときも含む。一方,カフェやバー,教育施設,着用が不可能な場所,状況(プール,サウナ,トレーニング中,美容室)は対象外。)。
※公共交通機関,店舗(スーパーマーケット,郵便局,ガソリンスタンド等),鉄道駅,バス停,港,空港,文化施設,宗教施設,美術館,博物館,展示場,図書館,コンサートホール,劇場,映画館,医療機関,行政サービス機関
●職場(オフィス等)については、雇用者が従業員同士の間隔を2m以上空ける等の対応や,マスク着用の必要性について検討する。
●マスク着用が義務づけられている場所において,非着用者は10ユーロから50ユーロの罰金
 
 ラトビア国内の感染者数は,本28日現在、新規感染者数251名,累計感染者数5144名と引き続き感染者数が増加しており、欧州疾病予防管理センターによると人口10万人あたりの14日間の累積感染者数も106.9名と日々過去最高の水準を更新しています。公共の場では、室内外とも他の人と適切な距離(2メートル以上)を保ち,念入りな手洗いや咳エチケットに加え、三つの密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避け、マスクの幅広い場所での着用など,新たに決定されたラトビア政府の規制等を遵守し,一層の新型コロナウイルス感染症予防対策に努めるようにしてください。