髙瀨大使のクルディーガ市訪問

　5月24日、髙瀨大使は静岡県富士市と交流があるクルディーガ市を訪れました。
 
　髙瀨大使は、市庁舎にて、アスタシェヴスカ市長やロベルツ副市長らに富士市とクルディーガ市の交流拡大に向け支援していきたい旨を伝えました。ヤーコブスネ都市建設委員会代表からクルディーガ市の概要などの説明を受けた後、グストブスキス・デジタルイノベーションセンター長も交え、同市及びラトビアと富士市及び日本の文化・ビジネス面での交流の可能性について意見交換を行いました。
 
　その後、世界遺産として登録申請中のクルディーガ旧市街を一行らと共に視察し、歴史的な旧市街の修復・保全に向けた具体的な取り組みについて説明を受けました。続いて、起業家を支援するビジネスセンター（元針生産工場）を視察し、投資開発庁（LIAA）クルディーガ・ビジネス・インキュベーターの活動紹介やグストブスキス氏によるデジタル・イノベーションについての説明を受けました。さらに、カルチュ通り地区では地域に根ざした起業家の生産施設や工房を訪れ、具体的な交流発展の可能性についても協議しました。
 
　昨年10月には、富士市の代表がクルディーガ市を訪問しており、本年7月にはクルディーガ市の代表が富士市を訪問する予定です。当館では両市間の文化・ビジネスにおける協力関係や、それを通じた友好関係が今後さらに発展するよう、引き続きサポートしていきたいと考えます。