リガでの生活について

 約5か月前、私は結婚を機に夫の赴任先であるここラトビアに来ました。ラトビアで生活することになったと周囲に報告した時は「どこにある国?」というような質問をされることが多く私自身もバルト三国のひとつ、という程度の知識しかありませんでした。しかし実際5か月生活してみると、なかなか魅力的で住みやすい国だと感じており、穏やかな毎日を過ごしています。

 私は首都リガに住んでいるのですが、東京のような騒々しさは無くとても静かな街です。交通渋滞や満員電車もまだ経験していません。また、街のいたるところには小さなゴミ箱があるのでポイ捨てが少なく、街はとても清潔に保たれているように感じます。
 

 週末は国立オペラ劇場にバレエを見に行くことが多いです。日本では地方に住んでいたため劇場へ足を運んで見ることはほとんどなかったのですが、現在は徒歩圏内に劇場があり、とてもリーズナブルな価格で(2.5Lsくらい~)見ることができるため、見たい演目は必ず見ています。リガに住んでいる間に劇場のレパートリーを全て見ようと思っています。バレエ団には日本人バレリーナの方も1名いらっしゃり、活躍されています。また、海外の有名なバレエ団やダンサーがゲスト出演する公演も時々あります。

 バレエを見に行くこと以外では、映画を見たり、旅行をしたりして週末を過ごしています。映画はラトビア語とロシア語の字幕付きで上映されることが多いです。映画に限らず、リガにはロシア人が多く住んでいるためロシア語がかなり通じます。また若い世代の人には英語が結構通じます。そのため言葉の面ではロシア語と英語が少しわかる私は生活上不便を感じることは少ないです。旅行に関してはさすが陸続きのヨーロッパ、近隣の国へはバスや列車で行くことも可能です。日本では不可能なバスや列車に乗っての海外旅行は私にとってはわくわく感を倍増させてくれます。ラトビア国内ではユールマラやルンダーレ宮殿、自然公園や野外博物館に行ったりしました。ラトビアには、あまり手が加えられていない本当の自然がたくさんあるように感じます。自然に触れるのが好きな方にはもってこいの国だと思います。私はラトビアにいる現在が人生で一番自然に触れていると思います。日本にいた時には散歩しに出かけるということはほぼ無かったので、自然をぼーっと眺めながらの散歩はとても新鮮で楽しいです。

 これからもしばらくはまだラトビアに住む予定なので、オペラ劇場はもちろんのこと、ラトビアのさまざまな場所に足を運び、ラトビアの魅力を発見していきたいです。

 (Riga在住 Y.Uさん寄稿)