「世界女子カーリング選手権2013」の開催

 3月16日~24日の間,リガで「世界女子カーリング選手権2013(World Women’s Curling Championship 2013)」が開催され,日本,ラトビアを含む12か国で優勝が争われました。ラトビアがカーリング世界選手権の開催国となるのは今回が初めてです。本大会は,2014年ソチ・冬季オリンピック選考会を兼ねており,日本チームの活躍にも内外から注目が集まりました。

 「氷上のチェス」とも呼ばれるカーリングは,15世紀のスコットランドに発祥して以来,500年の歴史を有し,フェアプレー精神を尊重するスポーツです。1998年の長野オリンピックで正式種目に採用されて以降,日本代表チームの活躍などもあり,日本国内でもすっかり人気種目となっています。

 本大会には,日本代表として中部電力チームが参加しました。予選成績は5勝6敗の7位で,残念ながら目標とするベスト4進出はなりませんでしたが,ラトビア国営テレビでも生中継された開幕戦では,前年優勝国のスイスと大接戦を演じ,また,アジア勢同士の対戦となった中国戦では大差で勝利するなど,日本代表のレベルの高さを垣間見ることが出来ました。

 日本代表とラトビア代表との間で行われた試合は,接戦の末に日本代表の勝利に終わりました。大勢詰めかけたラトビア人の応援団から,試合後の両チームに対して惜しみない拍手が送られていたことが印象的でした。

 決勝戦は多くの観客や各国代表チームが観戦する中,スコットランドが接戦の末にスウェーデンを下しました。ソチ・オリンピック出場枠は2度の世界選手権に加え,オリンピック最終選考会により決定されますが,本大会の結果,日本のソチ五輪出場枠獲得は,今後行われるオリンピック最終選考会に持ち越しとなりました。日本チームの更なる活躍が期待されます。
 

ラトビアとの試合で奮闘する日本代表チーム(写真提供:中部電力)