ラトビア国会対日友好議員連盟への在外公館長表彰
令和3年9月16日
9月15日、大使公邸において、ラトビア国会対日友好議員連盟への在外公館長表彰式を執り行いました。
ラトビア国会対日友好議員連盟は、1996年の創設以来、約25年の長きに亘り、日本とラトビアの議会間交流において重要な役割を担ってきたほか、二国間関係の強化、友好親善、そしてラトビアと日本の相互理解を促進する役割を果たしてきました。
この貢献を称え、当館は、在外公館長表彰状を授与することとし、表彰式では、川口大使からライモンツ・ベルグマニス・ラトビア国会対日友好議員連盟会長(前・国防大臣)へ、表彰状が授与されました。川口大使はスピーチの中で、日本とラトビアの関係は、政治、経済、文化を含む幅広い分野において、ハイレベルから草の根レベルにわたり、着実に進展してきたことに触れつつ、同連盟の活動と、多くの方々の力強い支援に感謝の意を表しました(大使スピーチの全文はこちら)。
ベルグマニス会長は、「25名の友好議連所属議員は皆、日本に好印象と高い関心をもっています。訪日した経験から、私の日本のイメージは、『調和』です。それは日本の建築、文化、平和を愛する気持ち、親切さ等に現れており、教育や医療等の日本社会にも反映しています。リガ市と神戸市、ルーイエナ町と東川町との姉妹都市関係は、両国の相互協力の発展に寄与しています。また、困難な状況の下、東京オリンピック・パラリンピックを開催した日本に感謝します。2025年の大阪・関西万博に期待するとともに、経済分野及び様々な分野での協力の発展に期待します」等と述べられました。
表彰式には、アンドリス・スクリデ同連盟副会長に加え、過去に同議員連盟の会長を務められたエドビーンス・インケーンス氏、エドヴァルツ・スミルテーンス氏(リガ副市長)、アレクセイス・ロスクトウス氏、ダナ・レイズニエツェ=オゾラ氏(前・財務大臣)にご出席頂き、それぞれが会長を務められた頃の日ラトビア関係について語っていただきました。また、来賓としてリハルツ・コスル外交委員会委員長にご出席いただき、祝辞を頂戴しました。
さらに、以下の方々からお祝いのメッセージをお寄せいただきました。一部を抜粋してご紹介します。
○ムールニエツェ国会議長
「日本は地理的には遠い国ですが、日本とラトビアの協力は緊密で、共通の民主主義的価値に根ざしています。100年前の日本によるラトビア共和国の法律上の国家承認は、両国の外交関係上の忘れがたい瞬間でした。両国の協力の機会を拓く一助となった、議会間の交流への貢献に対して、対日友好議員連盟のメンバーに感謝します。」
○ペルシュ外務次官
「今年、ラトビアと日本は友好100周年を祝います。両国間の特別な友情は、政治・経済面の協力のみならず、議会間の活気に満ちた関係にも表れています。この関係は、民主主義、法の支配、人権尊重などの共通の価値に基づき、1996年にラトビア国会において友好議員連盟が創設されたときに始まります。」
○トレイヤ=マスィー駐日ラトビア大使
「ラトビアの独立回復後、日ラトビア間の協力が急速に発展したのは、両国議会の議員らの支持と積極的な関与が大いに寄与しています。1996年には既に、日本、ラトビアのそれぞれの国の国会に友好議員連盟が設立されたことは偶然ではありません。ラトビア国会対日友好議員連盟の過去と現在の会長及びメンバーの皆様に、お祝い申し上げます。」
在ラトビア日本国大使館は、ラトビア国会対日友好議員連盟の25年にわたる活動と日本及び当館の活動への支援に深く感謝するとともに、今後も同連盟及びメンバーの皆様のご協力を賜りながら、二国間の関係がさらに発展することを期待いたしております。

在外公館長表彰授与式の様子

ベルグマニス・ラトビア国会対日友好議員連盟会長によるスピーチ

参加者による記念写真
ラトビア国会対日友好議員連盟は、1996年の創設以来、約25年の長きに亘り、日本とラトビアの議会間交流において重要な役割を担ってきたほか、二国間関係の強化、友好親善、そしてラトビアと日本の相互理解を促進する役割を果たしてきました。
この貢献を称え、当館は、在外公館長表彰状を授与することとし、表彰式では、川口大使からライモンツ・ベルグマニス・ラトビア国会対日友好議員連盟会長(前・国防大臣)へ、表彰状が授与されました。川口大使はスピーチの中で、日本とラトビアの関係は、政治、経済、文化を含む幅広い分野において、ハイレベルから草の根レベルにわたり、着実に進展してきたことに触れつつ、同連盟の活動と、多くの方々の力強い支援に感謝の意を表しました(大使スピーチの全文はこちら)。
ベルグマニス会長は、「25名の友好議連所属議員は皆、日本に好印象と高い関心をもっています。訪日した経験から、私の日本のイメージは、『調和』です。それは日本の建築、文化、平和を愛する気持ち、親切さ等に現れており、教育や医療等の日本社会にも反映しています。リガ市と神戸市、ルーイエナ町と東川町との姉妹都市関係は、両国の相互協力の発展に寄与しています。また、困難な状況の下、東京オリンピック・パラリンピックを開催した日本に感謝します。2025年の大阪・関西万博に期待するとともに、経済分野及び様々な分野での協力の発展に期待します」等と述べられました。
表彰式には、アンドリス・スクリデ同連盟副会長に加え、過去に同議員連盟の会長を務められたエドビーンス・インケーンス氏、エドヴァルツ・スミルテーンス氏(リガ副市長)、アレクセイス・ロスクトウス氏、ダナ・レイズニエツェ=オゾラ氏(前・財務大臣)にご出席頂き、それぞれが会長を務められた頃の日ラトビア関係について語っていただきました。また、来賓としてリハルツ・コスル外交委員会委員長にご出席いただき、祝辞を頂戴しました。
さらに、以下の方々からお祝いのメッセージをお寄せいただきました。一部を抜粋してご紹介します。
○ムールニエツェ国会議長
「日本は地理的には遠い国ですが、日本とラトビアの協力は緊密で、共通の民主主義的価値に根ざしています。100年前の日本によるラトビア共和国の法律上の国家承認は、両国の外交関係上の忘れがたい瞬間でした。両国の協力の機会を拓く一助となった、議会間の交流への貢献に対して、対日友好議員連盟のメンバーに感謝します。」
○ペルシュ外務次官
「今年、ラトビアと日本は友好100周年を祝います。両国間の特別な友情は、政治・経済面の協力のみならず、議会間の活気に満ちた関係にも表れています。この関係は、民主主義、法の支配、人権尊重などの共通の価値に基づき、1996年にラトビア国会において友好議員連盟が創設されたときに始まります。」
○トレイヤ=マスィー駐日ラトビア大使
「ラトビアの独立回復後、日ラトビア間の協力が急速に発展したのは、両国議会の議員らの支持と積極的な関与が大いに寄与しています。1996年には既に、日本、ラトビアのそれぞれの国の国会に友好議員連盟が設立されたことは偶然ではありません。ラトビア国会対日友好議員連盟の過去と現在の会長及びメンバーの皆様に、お祝い申し上げます。」
在ラトビア日本国大使館は、ラトビア国会対日友好議員連盟の25年にわたる活動と日本及び当館の活動への支援に深く感謝するとともに、今後も同連盟及びメンバーの皆様のご協力を賜りながら、二国間の関係がさらに発展することを期待いたしております。

在外公館長表彰授与式の様子

ベルグマニス・ラトビア国会対日友好議員連盟会長によるスピーチ

参加者による記念写真

ラトビア国会(Saeima)・本会議において、日本大使から対日友好議員連盟への表彰について
紹介するベルグマニス会長。表彰状は、国会に飾られることになりました。
紹介するベルグマニス会長。表彰状は、国会に飾られることになりました。